アートとお金について考えてみよう

アートを使って10年後に新しい職業を作れるか実験中

第10回目:退職願提出まであと【178日】〜後編〜

アルコールを起爆剤に筆を走らす


今週のお題「2020年上半期」

 

 

前回のお話の後編になります。

前編では、2020年上半期の反省として

 

妹の誕生日に渡すつもりだった

1本2万円近くする山崎12年のウイスキー

1人で半分近く飲んでしまった

 

 

 

というお話をさせていただきました。

そして、このブログの前編を通じて妹に謝罪の意を表明しました。

 

 

 

完成した絵は、バカラに注いだ飴色のウイスキーとおんなじ色をしています。

 

f:id:yuko340:20200726221134j:plain

完成した絵の一部

 

 

次回、完成品をお見せしたいと思います。

 

 

 

それでは、いよいよ話の本題に移りたいと思います。

そもそもこのブログは、退職計画の話をメインに綴っていく予定でしたが、話が脱線しまくっています。

申し訳ありません。

話を元に戻したいと思います。

 

 

 

前回はざっとここまで、お話させていただきました↓

 

 

・私が退職をしようと思ったきっかけは、1枚の絵から始まりました。

・その絵は2年ほど前にカフェで知り合った、女性に先日プレゼントしたものです。

・その1枚の絵が、なにやら少し面白い展開を運んでいるようです。

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

どういった絵をプレゼントしたのかは、こちらの記事でご紹介させていただいております。

yuko340.hatenablog.com

 

 

 

プレゼントした絵がこちらになります。 

f:id:yuko340:20200710072517j:plain

女性にプレゼントした孔雀の絵

 

「見る人によって絵の解釈が変わる絵」を作りたいと思って描きました。

縁起の良いモチーフとして、孔雀を描いています。

この構成には自分なりの解釈があって、このように組んでいます。

 

 

 

少女の目線の先には、何があるのか?

金色の髪にはどういう意味が込められているのか?

なぜ、髪の毛が途中で途切れて、ちぎれたようになっているのか?

みなさんはご覧になってどのように解釈するでしょうか?

 

 

 

 

 

この絵は女性にプレゼントした後日、SNSに公開。

妹にもお願いして、Twitterにあげてもらいました。

 

 

 

 

妹のアカウントでTwitterに公開後、

妹の友人数名から、色々な絵に対する評価・感想をいただきました。

どれも非常に面白くて興味深いものばかり。

妹経由ではありますが、カフェの女性が知らないところで、別の新しいコミュニケーションが生まれた瞬間は、私にとって新鮮でものすごく嬉しい出来事でした。

 

 

 

 

それだけで終われば「よし、今度はもっと良い作品を作ろう」

で済んだはずだったのですが、お話の続きはここからになります。

 

 

 

 

 

実は妹の友人の1人が、私の絵を見て、物語を作ってくれました。

妹に確認してご本人に許可をとったので、そのメモの一部を公開したいと思います。

このような感じです。

 

f:id:yuko340:20200726181547p:plain

妹の友人が書いてくれた物語の一部

 

 

お話の続きはこのようになっています。

 

 

 

その年に一番美しく長い髪を持ち、一番美しく刺繍を刺せる少女が、王の元へと遣わされる。

少女は、1本ずつ自分の髪を切りながら、マントに刺繍を施していく。

王様と少女が会話を交わすのは、マントに刺繍をしていく間だけで、マントができてしまえば、二度と会うことはできない。

王様が孔雀の姿をしているのは、少女が刺繍を刺しながら、「王様は孔雀のようですね」と優しい顔で言ったから。 

 

 

 

 

物語の一部になりますが、うまく伝わりましたでしょうか?

彼女は私の絵を見て、このように解釈したようです。

私は、彼女には文章の才能があると思います。

 

 

 

 

なぜなら、たった1枚の絵でここまでお話を膨らまし、解釈を深めることは難しいからです。

ましてや、素人が描いた絵に対してです。

彼女は、文章を作るのが元々好きなようで、普段はお仕事でお忙しいそうですが、そんなタイトなスケジュールの中、こうして時間を割いてくれました。

 

 

 

 

たった1枚の絵から、こうして誰かの

「好き」や「才能」の一部に触れることができたわけです。

これは、妹の友人たちと1つの作品を共有することで生まれたもので

私1人の力では到底思いもつかない発想です。

新たな物語が1人歩きし始めた瞬間でした。

このお話をこのままにしておくのは勿体無い。

 

 

 

 

その時、ふと思いました。

 

 

 

 

ほんの些細な出来事かもしれませんが、

もしこのまま、この物語を膨らませたら、

何か面白いことが待ち受けているんじゃないだろうか?

 

 

 

 

 

もしかしたら、この小さな出来事がきっかけで、

今回のように、誰かの隠れた才能に出会う事ができるんじゃないだろうか?

そうなった時、絵の価値はもっと上がるんじゃないだろうか?

 

 

 

 

 

そして

カフェの女性が知らない所で、彼女が持っている絵の価値が上がっていたら面白いんじゃないだろうか?と。

 

 

 

 

 

実際に、私はこの時からすでに、心を動かされました。

こうして、ブログまで立ち上げてしまってます。

私は、あの話を膨らまして、彼女に渡した孔雀の絵を、もっと価値あるものにしたいと思いました。

 

 

 

 

 

もし、私以外のもう1人が絵に価値を見出してくれたら、絵の価値は2倍になる。

それが3人に増えれば、絵の価値は3倍になります。

さらに、その過程で、今回のように誰かの才能に触れることができたら、あの絵は別の誰かにとっても、意味あるものになります。

 

 

 

 

 

 

 

そういう考えがよぎった瞬間、

どんどん新しい計画が頭に浮かんで、止まらなくなりました。

この話に乗っかったら、面白い展開が待っているかもしれない。

それと同時に、自分の中で抱いていた疑問が湧いて出てくるようになりました。

 

 

 

 

 

この気持ちの高揚感はいつまで持つのだろう?

このまま仕事に没頭して、私はどこに向かおうとしているのだろう?

仕事と平行して、このプロジェクトを実現することは可能だろうか?

まだ頑張れるのだろうか?

もし父の望んだ「正社員」という肩書きを手放したら?

 

 

 

 

 

こうした自問自答をずっと繰り返してきました。

仕事と平行してどうにか創作活動を行えないか、試行錯誤も続けています。

ですが、仕事はステップアップに比例して、新しい仕事がどんどん任されるようになるもの。

どこに行ってもその仕組みは変わりません。

それは当然のことだと理解しています。

組織ならどこでも、最低限のコストでいかに従業員を動かすかを第一に考えるはずです。

 

 

 

 

 

会社の上司への相談も考えてみました。

交渉次第では、自分の仕事量を減らしてもらえるかもしれない。

だけど、そのしわ寄せは誰に向かうの?

同僚の負担が増えて、私は平気でいられるのだろうか?

 

 

 

 

 

私は1つの仕事に対して、手を抜けるほど要領がよくありません。

2つのことを同時に行えるほど、器用でもありません。

しかも、任されると嬉しくてついつい頑張ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

頑張ると仕事で新しい知識を得られます。

得るものが増えれば増えるほど、今思い描いているプロジェクトに試してみたくて、いてもたってもいられません。

でも時間が足りない。

こうしている間にも、どんどん時代が変化しているのに。

今のスピードで創作活動を続けても、圧倒的に物理的時間が足りない。

こんな風に焦りを感じ始めました。

 

 

  

 

 

AとBという選択肢があった時

どちらを選び取れば良いのか、自分の中ですでに分かっているはずです。

 

 

 

 

リスクがあっても、心惹かれる方が正解。

ワクワクする方に進めば、後悔はない。

ビジョンを明確に思い描けたら、その選択に間違いはない。

喜ばせたい相手がいるなら、迷う必要はない。

 

 

 

 

 正直、退職するかどうかは「本当にこれで良いのか?」と未だに毎日問い続けています。

もしかしたら、自分がまだ見えていない「仕事を続ける理由」が存在するかもしれないからです。

母に言われた一言が、今でも頭の片隅に残っています。

 

 

 

 

「会社は、あなたが思っている以上に、あなたに気を遣っているはず。自分よがりではなく、もう少し周りを見渡してごらんなさい。」と。

 

 

 

 

お母さん、私、まだ何にも見えません。

だからやっぱり、何か見えてくるようになるまでは、アクションを起こし続けて、新しい展開を呼び寄せるしか方法はない、と思っています。

とにかく、行動あるのみ。

行動した先に見えた景色を改めて眺めて、

その時にワクワクした道を選び取りたいと思います。

 

 

 

 

まずは、残りの猶予期間でどこまで、この話を膨らませることができるのか、

試してみてそれでダメなら、別の方法を考えます。 

 

 

 

 

 

 

これから、あの1枚の絵の価値を高めて、カフェで出会った女性をいつか驚かせようプロジェクトを立ち上げたいと思います。

 

 

 

 

もし、偶然にもこのブログを見つけて読んでくださった方、

今後、話の展開が面白くなってきたら、

逐一ブログでご報告いたしますので、

見守っていただけると嬉しいです。

 

 

 

 

母に言われた一言を頭に思い浮かべながら、

いつもの意思確認を行いたいと思います。

 

・退職の意思はあるか →Yes

・絵が描きたいか →Yes

 

 

 

 

長い文章に付き合っていただき、本当にありがとうございました。

今後の展開を引き続きお楽しみいただけると幸いです。

それではまた次回、お会いしましょう。